寝る際のライトはどうするべきか
睡眠のメカニズム
まずは睡眠の本質を知っておきましょう。
寝ているときは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を90分周期で繰り返します。
『1時間半単位で睡眠時間を考える』と1回は聞いたことありませんか?
6時間、7時間半、9時間など考えながら睡眠をとることです。
その90分周期はそこから来ています。
レム睡眠・・・体を休める時間
ノンレム睡眠・・・脳を休める時間
『金縛り』という言葉を聞いたことがあると思います。
ネタバレをしてしまうとあれは「レム睡眠状態」のことを言います。
特殊ではありますがレム睡眠状態で脳は起きているのに体が寝ているので目は開いているのに体が動かないという状態になるわけです。
とはいえど、霊的な何かもあるかも・・・。
睡眠時のライトは何が正解?
それでは本題に行きましょう!
睡眠時のライトは何の状態がいいのでしょうか?
睡眠時は結局何がいいのでしょうか?
消灯?常夜灯?間接照明?(全灯はないでしょう笑)
結論
結論から言いますと・・・『消灯』で真っ暗の状態です。
自分は過去に「人間は夜行性ではないから暗闇を作ってはいけない」と聞いたことがあります。
他のうわさもいくつか聞いたこともあって正解は常夜灯だと思っていました(笑)
明るさでホルモンバランスが決まる
人間にはあらゆるホルモンで体のバランスを整えています。
その中で睡眠に関わってくるのが『メラトニン』と『セロトニン』です。
【メラトニン】
メラトニンは人間の体内時計もしくは季節リズムの調整、また睡眠を安定させるホルモン。
不足すると生活リズムが崩れ、生活習慣病や糖尿病の発症率が高くなるという説もあります。
起きてから14~16時間後に分泌されるとされています。
【セロトニン】
そしてセロトニンは簡単に言うとメラトニンの原料でもあり、個々のバランスを整えるホルモンです。
不足するとストレス障害やうつ病などの原因にもなります。
また日中の太陽光などの明るいときに分泌されます。
日中に日光を浴びてセロトニンを多く分泌させ、夜セロトニンによってメラトニンになり質の良い睡眠を得ることができるようになります。
メラトニンもセロトニンも明るさに依存しています。
明るいときはセロトニン、暗いときはメラトニンが分泌されるの睡眠時が明るいとホルモンが勘違いしてバランスが崩れるため睡眠の質が悪くなります。
分かりにくいかな・・・
要するに・・・
日中に日光などの明るい環境のたくさん作って、夜は暗い環境を作ることで質の良い睡眠を得られるということです。
それだけ覚えておけばOKです(笑)
「日光をたくさん浴びて精神病、生活習慣病を防ぐ」、「夜は暗くして寝る」ということを肝に銘じておきましょう!
明るさにはメリハリを!
多くの人はパソコンやスマホなどの光を多く見ていると思います。
しかし、寝る前にそういった光を見ることによって眠気を妨げてしまいます。
なので寝る1時間前はパソコンやスマホの光を見ずに本を読むなどするとしっかりとした睡眠をとれます。
また人によっては真っ暗だと寝れないという方もいると思うのでそういう方は直接目に入らない間接照明や位置を心がけてみてください。
出来ればタイマーなどで消えるようにするのが理想ですね。
人は1日の1/3は睡眠ですし、睡眠は非常に重要な役割なので妥協なくとりたいですね!
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