
ネーミングセンスないね
飛行機の原理、機構を含めてまとめるとして本題に行こう。
機械だらけのあの巨体、飛行機の燃費はいくつ?
飛行機の燃費が気になった方は少なくないはず。
身近にある自動車、最近時はデザインより燃費に観点が置かれ開発されている気がします。
その上、都会などでは使い頻度も少ないため必要なく、若者離れなども多く聞きます。
自動車はもちろん、船、飛行機など乗り物のほとんどについているエンジン。人類の大発明と言っても過言ではないエンジン。
そのエンジンに絶対に必要になる燃料、できる限り少ない量でたくさん動かすことは永遠の課題です。
その中でもあまり身近にない飛行機の燃費が急に気になって仕方がなくなってしまいました。
燃費とは
『燃費』とは機械が稼働するときの燃料消費率。
一般的に自動車では1リットルで走ることのできる距離のことをいいます。
本題!飛行機の燃費ははたしていくつなのか
最初にここで言う飛行機は旅客機とします。
旅客機は様々なデザイン、大きさがあります。
なので一概に言えない部分はありますのでここでは一般的なサイズのものとしますのでご了承ください。
タンク容量
まずは燃料タンク容量です。
あの機械の巨体を動かすための燃料を入れるのでかなり大きなものと想像できますよね。
飛行機で代表的なボーイング777(200~350席サイズ)はいろいろなモデルがあるので一概には言えませんが、容量およそ17万リットルです。
燃料タンクは飛行中に胴体を重くなり翼自体の負荷を減らす工夫で翼に格納されています。
17万リットルを分かりやすくすると25mプールの1/3の量になり、重さにすると140トンです。
なんかすみません。
燃費
ボーイング777の燃費はなんと”0.075km/L”です!
なんか桁間違えてる?
間違ってるかと思うかもしれませんが本当なんです。
1Lで75mしか飛べません。でもあの巨体ですからしょうがないっちゃしょうがないですよね。
それに運んでる人数も多いのでそう考えたら車と金額などは変わらないのかもしれないです。
タンク容量MAXで燃料を入れた場合は計算上だと12,750km飛べることになるので北海道稚内⇒沖縄那覇まで3,500kmなので1.5往復以上できることになります。
飛行機の燃料はガソリンでも軽油、ハイオクでもありません。
「ケロシン」という灯油の一種で、灯油より純度が高く水分が少ないもので灯油より凍りづらいので高高度になっても凍りません。
なのでケロシンはジェット燃料やロケット燃料として多く使われています。
その他燃費
最後に他のいろいろな乗り物の燃費を簡単に紹介!
車と飛行機、その他特殊な乗り物どのくらい違うか比較してみます。
乗り物 | 燃費 |
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0.075km/L (1Lで75m) |
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10~30km/L |
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25~60km/L |
![]() 大型バイク |
15~20km/L |
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3~10km/L |
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約4km/L |
![]() 戦車 |
0.2~0.4km/L (1Lで200~400m) |
![]() |
0.05km/L (1Lで50m) |
![]() |
0.5~5km/L |
![]() 船(タンカー) |
0.007km/L (1Lで7m) |
燃費改善は永遠の課題
いかがでしたでしょうか?
車の燃費は気にする方は多いかと思いますがさすがに飛行機などの燃費を気になることは多くはないですよね。
それでも豆知識としては覚えていても損はないはず?(笑)
空を飛ぶのって大変なんです・・・どれだけのハイパワーが必要なんだろうか・・・。
パワーあればいいってことはなくて様々な技術で飛行機は飛んでるんですね。