こんにちは、らいおん(@lion66610)です。
みなさんは自分の時間を管理できていますか?
「やりたいこといっぱいあるのに・・・。」
「時間が足りない、もっと欲しい!」
そんなこと思ったこときっとあると思います。
しかし残念ながら誰もがどんなに努力しても、お金を積んでも1日24時間しかありません。
その事実はどう頑張っても変わりません。
なので、その1日24時間の中でいかに自分の好きな時間を作るかが大切なことです。
「そんなこと分かってるわ」
「簡単に言うなよ」
「できるならやってるわ」
そう思う方に役立つかもしれない本の紹介です。
知らなかった時短方法や取り組みがいろいろと載っているかも?
ところどころ無理があったり、強引さもあるので全部参考になるか分かりませんが少しでも参考にしていただければ嬉しいです。
本記事の内容は偏った意見、思い、思想など個人的な見解が含まれます。ちっぽけな人間のごく一部の意見として参考にしていただけたら幸いです。
あなたの1日を3時間増やす「超整理術」
題名 | あなたの1日を3時間増やす「超整理術」 |
表紙 | |
著者 | 高嶋 美里 |
出版所 | KADOKAWA株式会社 |
発行日 | 2014年2月25日 |
全ページ数 | 233ページ |
値段 | 1,430円 |
内容
題名にもあるように「1日を3時間増やす」ことを目的にする本です。
要するに仕事や家事などでいっぱいいっぱいな人でも3時間好きな時間が作れるということです。
全体構成としては1日1実践を14日間(2週間)行うことで14日後には3時間時間が空くようになるというもの。
なので大項目としては1日目、2日目、3日目・・・14日目という感じで項目があり、1日1実践行っていくということです。
文字も大きく、目次でしっかりと項目も分けてあり、イラストもあり分かりやすく非常に読みやすい本です。
※実践内容でGoogleが提供している無料ツール(Googleカレンダー、Googleドライブ)を使っていたり、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートの使用を推奨しているのでアカウントを持っていない方は前もって準備が必要になります。
著者紹介
著者は高嶋美里と言う方で優雅セレブリティ株式会社 代表取締役、シビスアカデミー学長をなさっている方。
幼いころから時間に対しては敏感で子供ながらに効率よくするにはどうすればいいのかなど考えていた子だった。
早稲田大学理工学部数学科卒業後、予備校講師として偏差値を短期間で引き上げる独自の教育法を確立。
その後退職しウェブデザイナーとして月200万になるも出産、育児があり仕事と育児を両立させる方法を模索する。
一方、子供が重度の心臓病で高額医療費を稼ぐために本気でインターネットビジネスを始める。その後、月5000万円を達成したことを機に法人化。
現在では年間3億円を売り上げている。
また自身が運営するオンラインスクール「シビスアカデミー」が通信制高校と連携し不登校やいじめなどで高校に通えなかった子供たちやその親の支援活動も行っている。
自己啓発本などでは功績ばかりずらずらを並べてすごいのか、すごくないのかよく分からない著者もいるが高嶋氏は数字も出ているので非常に説得力があるように感じました。
本を読み終わったときの印象としてかなりストイックでルールをしっかり持っているのは非常に伝わってきましたが、ちょっと変わっている方なのかなという印象もあります。
気になる項目をチェック
個人的に役立ちそうなワード、文章を紹介していきます。
それ以外でもたくさんのアイディアもあるので気になる方は是非読んでみてください。
どこに何があるかを自分でしっかりと把握する
これは常日頃、自分も心がけていることで非常に重要なことです。
違う言い方をすれば『どこに何があるか分かるように整理整頓をすること』ということです。
「スマホがどこに行ったか分からない」
「鍵がどこかに行った」
「ペンってどこにしまったんだっけ」
と、言っている方がいますが探し物をすることは非常に時間の無駄です。
もう一度言います、探し物は時間の無駄なのです。
しまうところを固定するなどして自分でどこに何があるかを把握できるようにしましょう。
持ち運びセットを作っておく
講習会に行く、旅行に行く、キャンプに行くなど出かける際にいちいち準備せずにそのセットを持つだけで準備完了できるセットを作っておきましょう。
旅行の際に歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、化粧水、充電器など・・・その毎度準備していたら時間ももったいないし、めんどくさいと思いませんか?
お出かけセットを作ることですべて解決です。
それは出来ないという方は、お出かけリストを作るだけでもいいと思います。
準備の際に「他に何か必要な物ないかな・・・」と考えている時間をなくせます。
セットを作る際に、できれば中身が見える透明なケースにすると確認しやすいのでより便利です。
無印良品 ポリエステル吊して使える洗面用具ケース 黒
やることリストを4つに分ける
- 今日やること
- 5分でできること
- 期日があるやること
- 期日がないやること
4つに分けることで時間を考えながらスケジュールを組むことができます。
5分でできることリストがあれば会議と会議の間のなどの空き時間などにパッと消化していくこともできます。
「いやいきなりレベル高いわ」という方はまずやることリストを作りましょう。
紙メモ帳、スマホのメモ機能でもなんでもいいです。
(自分は以前紹介したメモの重要性の記事で紹介した通り、紙メモでまとめています)
その中で自分で優先順位つけて消化してみましょう。
自分の行動を記録する
「時間を気にして行動しているけどなぜか時間がない」という方。
自分が何で時間がこんなにないのかを確認、自覚するために『〇時〇分~〇時〇分に〇〇をした』と言う感じで記録していきましょう。
恐らく1日で2~3時間程度無駄な時間があるはずです。
人は非を自覚しないと改善はできません。まずは『自覚する→改善する』という流れをしっかりと持っておきましょう。
節約もそうで、まずは支出の確認→どこを節約できるかを考える方が間違いなくうまくいきます。
この本では分単位で記録すると書いてありますが、それは厳しくストイックすぎだと思うので10分単位でいいと思います。
まずは記録して自覚するということを心がけてみましょう。
メールやSNSチェックする時間を決める
もはや現代病と言っても過言ではありません。
意味もないのにメールチェックやSNSなど見ていませんか?
スマホを使わない自分からしたらみんなスマホで何しているんだろうとすごく思います。
別に何するでもなく、いじっていませんか?
いきなりやめるのは逆につらいと思うので、まずは時間を決めてメリハリをもって使用するようにしましょう。
ゲームも同じです。
癖で構ってしまう方は、
- これをすることは必要なことか?
- 今やらなくてはいけないことか?
- これをしたら何かの役に立つか?
ということを考えてみましょう。
会議は時間の無駄
これはかなり賛否が分かれると思います。
しかし自分がよく思っていたことだったのであえて選びました。
言葉としてはかなり極端な言い方になっていますが、会議中は始まってから終わりまで本当に有益なことを行っていると思いますか。
昔の文化として会議中は常に集中しなければならないという考え方もあったかもしれません。
しかし自分は出席しても意味がない、呼ばれたからしょうがなく出席している、この会議を行っても結果何も変わらない、などそういったことありませんか?
自分が出席する本当の意味を再確認し出欠を自分で決めてみましょう。
仕方なく出席していたとしても別の仕事をするなど最低限のルールを守りつつ行なってみましょう。
『時間はみんなのためにあるのではなく、自分のためにある』ということを再認識しましょう。
何気ない日々でもコンテンツ意識を持つ
ん?どういう意味?
と、思われる方もいると思います。
これは言い方が意識高いように言っているだけで意味は非常にシンプルです。
『自分が何気なく思っていることが他の人からしたら有益な情報源になりえる』ということです。
本には例えとして、
『通勤中、電車から毎日ディズニーランドの駐車場の写真を掲示板に貼り続けた』
という話があります。
一見、無駄なことだと思われるかもしれませんが、これが『1年通じてのディズニーランドの混雑状況を確認できる』大人気コンテンツになりました。
コンテンツ化すればお金を稼ぐこともできます。
映画を見た、音楽を聴いた、など些細なことでも他の人からしたら有益な情報になり得るのです。
今やTwitter、フェイスブック、インスタなどのSNSやブログでもなんでもいいので発信してみましょう。
今後は何を見るのにも今までの見方を変えて、コンテンツ化できないかという見方をしてみましょう。
正しいお金の使い方は体験に使うこと
これもシンプルな考え方です。
『モノを買うことより、体験にお金を使う』ことを心がけましょう。
体験とは高級なものを食べたり、やったことないことをやってみるということです。
体験=自分への投資です。他にも読書代、習い事など自分への投資は惜しまず行いましょう。
この本では『収入の4割を自分への投資(体験)に回せ、無理なら生活水準下げてでも4割は守れ』と言っています。
自分は間髪入れずに「いや4割は無理だろ」と心の中で言っていました(笑)
しかし、4割は無理でも自分への投資はできる限りすることが重要と言うことは心がけています。
『自分への投資の重要性』はどの本でも重要視されているので心がけてみましょう。
本当の成功者は自分で優先順位を付ける
「みんなそう言ってるから・・・」
「今までそうやっていたから」
「そうすることがルールだから」
そう言う人は山ほどいます。周りに影響されて自分の意思を無視するのは止めましょう。
ルールがそうならなぜそうなのかを自分で考えてみましょう。
悪く言えば『赤信号、みんなで渡れば怖くない』と一緒です。
日本人は世界的に見ても組織力がある人種なのは非常にいいことですが、それが悪いことでもあります。
自分で考えることは手間でめんどくさいですが、周りに流されることは止めて自分でしっかり考えて行動しましょう。
まだまだたくさんあるのですが量が予想以上に多かったのでこの辺にします(笑)
疑問ポイント
自分ではどうしても納得できない内容もあったので簡単に紹介します。
- 予定通りいかず仕事が終わらないのであれば昼休み、残業、寝る時間も削って予定を守り切れ。それが嫌だと思う人は仕事に対する意識が低い。経営者目線でいうと、仕事が定時で終わらない効率が悪い人は休む資格はない。
→これは愚痴かな?個人的に誰かへのメッセージが込められているように思えました。思ってても言っちゃだめでしょ。それを言い出したら労基法も関係なくなってしまいますし、むしろ、その社員を雇ったのは経営者の責任でしょと個人的には思っちゃいます。 - Googleカレンダーでのすごく細かい予定を組む。分単位で自分の行動を記録する。1つ1つの行動を短縮していく、できなければペナルティーを課すのも面白い。
→言いたいことは分かります。前述しましたが自覚→改善は非常に大切です。しかし、さすがにストイックすぎるし、暑苦しいと思う人もいるはず。 - 財布にお金以外の物を入れているとお金がたまらない。ポイントカードはすべて捨てる。なぜなら運気が下がるため。
→なぜ?根拠が分からなかった。一瞬何かの宗教に影響されているのかなと思っちゃいました(笑)
まとめ
長文になってしまいましたがいかがでしたでしょうか?
紹介できなかったもの以外にもかなり気になる箇所がありました。
気になる方は是非読んでみてください。
今回の本の評価は・・・
食いつき度:
【総評】
内容もしっかりしていて心に響くワードが多くあった。
週間的にできるようにならないと時間を増やすことはできないので日々意識すること。
今後も読んだ本で役立ちそうなものを紹介していきます。
気になる方はTwitter(@lion66610)でつぶやくのでチェックしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
本記事も最後までお読み頂きありがとうございます。
次回の記事もお楽しみに!
是非、ほかの記事もご覧ください。
らいおんでした