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無理で疲れる気遣いなんて誰のためでもない!【気遣いの極意】

こんにちは、らいおん(@lion66610)です。

 

今回のテーマは気遣いです。

 

皆さんは普段気遣いはしますか?

普段生活するにあたり、どうしても気にしている気遣いです。

無意識にするし、意識的に気遣いをする方もいると思います。

 

しかし、気遣いをしすぎて疲れたことはありませんか?

初めて会う人と話すときはすごい疲れますよね。

 

それは自分に無理な気遣いをしすぎなのです。

きっと「相手に悪い気持ちをさせてはいけない!」と自己暗示を開けて気を使っているのです。

しかしそれは本当に相手にとって、自分にとって悪いことなのでしょうか?

『本当の気遣い』を知って楽で気楽に過ごしましょう!

 

本記事の内容は偏った意見、思い、思想など個人的な見解が含まれます。ちっぽけな人間の意見として少しでも参考にしていただけたら幸いです。

疲れない気遣いの極意

題名:相手も自分も疲れない本当の気遣いのコツ
著者:三上ナナエ
発行日:2017年4月30日

内容

『気遣い』と聞くだけだと何が何だか分からないと思います。

気遣いは誰もが意識的、無意識的に行っているはず。

しかし、自分がやっている気遣いは本当に正しいことですか?

 

気遣いは意外と奥が深く、自分が行っている気遣いは誰のためでもなく、ただ自分が無理して疲れていることが多いです。

それを少しでも解消できるようにまとめていきますので参考にしてください。

今回も自分の心に留まったところを紹介していきます。

著者紹介

三上ナナエ氏はANA(全日空)の元客室乗務員(CA)という経歴の持ち主。

ANAでは新人OJTインストラクターやチームコーディネーター、採用支援やPR活動など幅広く活躍されていました。

その後、研修講師やコンサルタントとして活動しています。

要するに対人のスペシャリスト。

気になる項目をチェック

個人的に役立ちそうなワード、文章を紹介していきます。

※項目内容とは違うワードを選出しているところもありますので書くまで自分がチェックしたワードを洗い出しています。

それ以外でもたくさんのアイディアもあるので気になる方は是非読んでみてください。

まずは習慣化について

まずは習慣化についての前提をお話しておきます。

習慣化

習慣は無意識行っていることもあるし、意識的に行っていることがあります。

またいい習慣と悪い習慣もあります。

さまざまな習慣がありますが大切なことがあります。

それは、

  1. 無理をしないこと
  2. 具体的に

と、言うことです。

無理のない計画で具体的な表現で行うことが重要です。

 

例えば、

【×】健康になる ⇒ 【〇】朝30分ランニングをする

 

と言う感じで時間や行動を具体的に決めることが重要です。

また無理せずになので、少しでも負担と感じたら考え直すなどしてモチベーションの維持に努めましょう。

気遣いで疲れてしまう人は・・・

仕事のときに体力疲労ではなく精神疲労を過剰に感じていませんか?

初めて会う人との交流後や日頃の買い物など。

デート等でも当てはまります。

これは単純に『相手に対して過度な期待』をしているのです。

意識的でも無意識でも人間は常日頃、考え事をする生き物です。

 

「頼んだ仕事は30分ぐらいで終わるだろう」・・・結果、1時間経っても終わっていない。

「前から歩いてくる人はきっと道を譲ってくれるだろう」・・・結果、相手も自分も避けずにギリギリになってあたふたしてしまう。

 

そう思うときって、「・・・はずである」と考えていませんか?それはしてはいけません。

その考え方をやめることで些細なことでも「やってくれて嬉しい」と思えるようになり精神疲労がなくすことができます。

無意識的に思ってしまっているのが大半なので、1度「他人に期待するな!」と心の中で叫んでみてください。

極端ではありますが気持ちはずいぶん楽になるはずです。

 

会話でのコツ

ここからは会話する際にちょっとしたコツを紹介します。

ちょっとした会話が最高の心配り

職場などで目があったり、すれ違う時などになんでもいいので声をかけるというのも重要なことです。

人は話しかけられると自分の存在を認めてもらっていると感じます。

1人で作業を黙々としていると鬱々してきて、

  • 自分は必要な人間のか?
  • 自分はいなくてもいいんじゃないか?

という気持ちになるのです。

具体的には、専業主婦の方や育休中の方は家にいて誰とも話さないので鬱々としてノイローゼになりやすいと言われています。

コミュニケーションをとることは精神安定剤でもあります。

職場でも先輩や後輩がいる方は是非話しかけてください。

何でもいいんです。

「辛そうだけど大丈夫?」

「何かあったら聞いてね」

なんでも。

それが褒めることでも、叱ることでもなんでもOKです。

それだけでお互いの自己肯定感がUPし生産効率も上がります

 

また声掛けの大事な3つのポイントがあります。

  1. 関心を持つ
  2. 本心でする
  3. こまめに

この3つが非常に重要になります。

参考にしてみてください。

Iメッセージ

Iメッセージ(アイ メッセージ)というテクニックがあります。

これは相手に自分の気持ちを伝えるテクニックで何かを伝えるときに自分主体で気持ちを伝えることです。

相手を責めずに自分の気持ちを伝えることでお互い良い関係を保てます。

ちょっと遠回しでオブラートに包むような言い方になるかもしれませんが相手に察してもらい自ら感じてもらうことが重要です。

(鈍感な人や空気読むのが苦手な人だと分かってもらえないかもしれませんが・・・)

悪い例 良い例
  • あなたの方法は間違っている!
  • あなたはこうするべき!
  • 今忙しいから話しかけないで!
  • 私はこう考え、こうしたい!
  • 今日は忙しくて終わる気がしない!
褒められたらお礼を言うこと

これは結構ありがちな問題です。

髪切った際、

 

Aさん「その髪型かっこいいね!」

自分「いや~そんなことないよ~」

 

これはダメな例です。

正解は、

 

Aさん「その髪型かっこいいね!」

自分「ほんと?ありがとう!」

 

ちょっと照れ臭いのは分かります。

でも否定するのではなく、受け入れることで自己肯定感が高まり、周りにもいい印象を与えることができます。

ホールパート法

これは明確に話を伝えられる方法です。

話すときの構成を、

①Whole(全体)結論

②Part(部分、例え話)詳細

③Whole(全体)最終結論

結論が1番伝えたいことで1番重要です

是非、話を伝えることが苦手な方相手に分かってもらえない方は試してみてください。

「とりあえず」のありがとう、ごめんなさいは厳禁

これは日本人には本当にありがちなことです。

そもそもこの言葉は自分の中で理解納得消化したうえでの言葉であることを忘れてはいけません。

すぐに言ってしまう人は、不誠実、信用できない人と思われがち。

 

よく電話で「すみません、〇〇さんいらっしゃいますか?」と聞きますが、

なんでこの人謝っているの?と自分はいつも思います。

また店で急に「ありがとうございます」と言われますが、なんで感謝されてるの?と考えます。

結構の人が無意識に言ってしまっていると思うので意識的に気を付けましょう。

アドバイスを受ける2つの鉄則

アドバイスを受けるときに心がける鉄則が2つあります。

  1. “まず”は受け入れる
  2. メモを取る

アドバイスは自分にとって良いこともありますが、悪いことも当然あります

しかし、悪い指摘こそ自分の成長する種でもあるのです。

そりゃあ気分悪いことを言われることもありますが、まずは我慢してでも1度は受け入れること

その指摘を自分なりに噛み砕いたり、他の情報と組み合わせたり改良し、それでも必要ないと思うのであれば捨てればいいのです。

最初から否定するのは間違いです。

またメモすることも相手にとって誠意を示すということでもあります。

 

アドバイスは愛である』ということを心に刻んでおいてください。

気持ちがいい断り方

自分が相手に何かをお願いした時に、「ムリ!」「ヤダ!」だけ言われて断られるとイラっとしませんか?

自分がされたら嫌なことは人にもしてはいけません。

だけど断りたいときありますよね。そんなときのコツがあります。

それは『敬意を表しながら自分の素直な思いを伝える』ことが大切です。

断るときの話し方は・・・配慮+代替案+自分の考えのセットです。

 

例えば、「相手の友達が自分に会いたいとお願いされた時の断り方」では、

 

大事な友達かもしれないけど(配慮)、

それは難しいけど、こうしてもらえるなできる(代替案)。

そうしてくれると私は嬉しい(自分の考え)。

 

断るときは『自分が相手に対し誠実に向き合っている』と思ってもらえるような答え方をすることが大切です。

自分の気持ちを楽にするコツ

次は自分の気持ちを楽にするコツです。

切羽詰まってきたら一度リラックスを

嫌な仕事をやっていて切羽詰まったりすると、他人に対して厳しい見方はしてしまいます

後輩などに「周りはこうだから」「普通そういうものだから」「そうしないといけないから」と勝手な決めつけで厳しい見方をしてしまう。

また自分でも「周りと比べて自分は出来ていない」「みんなはもっと頑張っているから自分も頑張らないと」と思い込みをして焦って背伸びをして頑張りすぎてしまう。

そう言うときにミスや怪我なども起きてしまうものです。

辛い』と感じたら1度立ち止まって、のんびりする時間を作ったり、リラックスしてみてください。

頑張りすぎでいいことはありません。

「小さな幸せ」は心のビタミン剤

これは気遣いとはちょっと離れてしまうかもしれませんが気持ちをリラックスできる方法です。

これは、『毎日小さな幸せを作ること』です。

例えば、

  • 仕事終わりにパン屋に行ってみよう
  • 今日はいつもより高いコーヒーを買ってみよう
  • 今日は久しぶりにお菓子作りをしてみよう

など、小さくてもなんでもOKです。

 

自分も小学生の時、学校が行くのは嫌でした。

でも、新しい筆箱や鉛筆など買ってもらった時は学校に行くのが楽しみに感じました。

それと同じで、小さな楽しみや幸せの支えで1日乗り越えることができるようになるものです。

是非、疲れているという人は意識的に心がけてみてください。

まとめ

長文になってしまいましたがいかがでしたでしょうか?

難しい内容でしたが自分なりに吸収するところは多くあり、紹介できなかったもの以外にも気になる箇所が多くありました。

気になる方は是非読んでみてください。

 

今回の本の評価は・・・

食いつき度: 

【総評】
非常に身近な問題であり、今すぐに行動できるものが多いのですごく参考になる。
しかし、作者自身の経験が多く、心理的なものは少なかったように思う。
読者によっては核心を付けると思うが、自分自身は参考程度だと感じてしまった。

 

 

今後も読んだ本で役立ちそうなものを紹介していきます。

気になる方はTwitter(@lion66610)でつぶやくのでチェックしてみてください。

 

それでは今回はこの辺で。

本記事も最後までお読み頂きありがとうございます。
次回の記事もお楽しみに!
是非、ほかの記事もご覧ください。

らいおんでした

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